母乳育児と薬 


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母乳で育てられる方が増えてきました。産科や保健センターでも以前にくらべて母乳を勧めるようになりました。
でも母親が風邪や花粉症などで薬を服用する必要のあるとき、薬に授乳禁忌と書いてあるため薬を服用できなかったり
授乳を中断することが多くあります。


母乳育児と薬


●授乳を中止する理由

授乳時の投薬は、医療用医薬品添付文書の「妊婦、産婦、授乳婦への投与」が原則になります。
多くの薬は「母乳へ移行することが報告されているので、投与中は授乳を避けさせること」が投薬しなかったり授乳を止めさせる理由になっています。
日本は世界的に見て授乳時の薬の服用にきびしい国です。欧米の基準では許可されている薬でも、日本では禁忌とされているか勧められない場合が多くあります。
しかし多くの薬は実際に有害である結論が出たのではなく、授乳中の安全性についての調査がされていないという理由から現時点では禁忌や勧められていません。
安全性の調査を行えば使える薬が増えると予想されていますが、手間や経費がかかる割に服用する人数が少なく、万一問題が起きた時を考えて製薬会社も国も調査を進めていません。
昔からの薬は経験があるからよいですが、新薬ほど授乳時の処方は勧められないのはこれが主な理由です。


●世界の基準

欧米など世界の多くの国では、母乳育児を勧める立場からより実際的な基準を用いています。
世界保健機構(WHO)やアメリカ小児科学会で公表されている「服用中でも授乳可能な薬」の表(アメリカ小児科学会HP)では特殊な病気の薬以外の多くの薬が授乳可能とされています。

●日本では


小児科医と産科医は小児に投薬して安全を確認している経験から、WHOやアメリカ小児科学会の基準に沿って授乳中に処方できる薬の基準を広げている場合がありますが、内科では授乳中止になることがあります。
残念ながら授乳中の方に投薬する医療機関は多くはありません。
投薬する方針が確認できる医療機関の情報を集めておくか、受診前に電話で問い合わせるとよいでしょう。
漢方薬は授乳中の方にも古くから使われてきましたので、授乳中の方にも比較的安全に投与することができます。風邪や花粉症や頭痛などの病気に効くものがあります。



●妊娠中や授乳中の薬についての相談窓口

日本では国立成育医療センター、聖路加国際病院、虎ノ門病院などに相談窓口があります。
お困りの場合は受診について問い合わせられるとよいでしょう。
WHOやアメリカ小児科学会の基準を用いている病院があります。今後より多くの病院に相談窓口ができるでしょうが、産婦人科に対応を問い合わせられてもよいと思います。

LacMed
http://toxnet.nlm.nih.gov/cgi-bin/sis/htmlgen?LACT


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